IODE Steering Group for OBISの第 2 セッション報告

投稿者:ward.appeltans 投稿日時:金, 2013-02-15 09:02

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IODE Steering Group for OBISの第 2 セッションが、2012 年 11 月 19 日から 21 日にベルギーのオステンドにある IOC Project Office for IODE で開催されました。 2012 年、OBISは管理・運営を変更し、これまでアメリカのラトガーズ大学で行われていたすべてのOBISの活動をオステンドの IOC Project Office for IODE に移行しました。会議において、 OBIS を推進するための様々な決定と勧告がもたらされました。また、 OBIS のさらなる発展と 2013 年の作業計画の実行をサポートするため、いくつかのタスクチームが形成されました。新しいデータシステムアーキテクチャが紹介され、それに基づく新しい手順は 2013 年 6 月以降に運用可能になる予定です。これによってデータフローが大幅に強化され、データの品質がさらに向上されることが期待されます。

 新しい OBIS マネージャが 2012 年 5 月というごく最近に採用されたにもかかわらず、国際的なパートナーシップの確立やグローバルな取り組みへの参画、ソーシャルメディアを通じた市民意識の増加において著しい前進がみられました。また、 2012 年には、92 の新しいデータセットが収集され、OBISに統合されました。現在、 OBIS に 1125 のデータセットが統合されており、 12万種の海洋生物について、3300万件の位置情報を持った出現データが提供されています。これは海洋生物に関するこれまでで最大規模のグローバルなデータベースです。 OBISは科学コミュニティーにますます取り上げられるようになってきており、 OBISのデータを使用した科学論文が毎週のように公表され(2012 年には年間 80 編の論文が公表されました)、 2012 年中に 50,000人の方がデータポータルを訪問しました(35% は再訪者)。 OBISは、生態学的または生物学的に重要な海域(生物多様性条約の中で開発されたプロセス)を識別するためのガイダンスと情報を提供する上で重要な役割を果たし続けています。 22 の OBIS ノード(データアセンブリセンター)は幅広い活動に参画しており、このことは OBIS の役割が生データのエンコードだけではなく、ツールやプロダクトの開発、局所、地域、グローバルスケールのデータサイエンスと科学政策活動のための(キャパシティ·ビルディングを含む)サービスを提供していることを示しています。

 2013年には、タスクチームによって、 OBIS ノードの定義、ノードを設立するための付託事項と手順、標準とベストプラクティス(OBIS ハンドブック)、品質保証と OBIS ノードの基準・評価の項目を含む IOC Manual and Guides for OBIS nodes が作成される予定です。

 運用予算は、多くの OBIS ノードと同様、OBIS project office にとっても課題となっています。ユネスコへの資金提供を停止するという米国の 2011 年 11 月の決定によって、 OBIS を含む IOC のすべてのプログラムの活動の存続が危ぶまれています。現在、 OBISは臨時的な予算助成にほぼ完全に依存しています。 OBISの事業計画は 2013 年初頭に確定され、OBISの展望と使命、目的、主要優先事項、作業計画に関連した予算の必要性および潜在的な資金調達の機会を特定します。 2 人目の専門職として OBISデータマネージャが 2013年にOBIS project office に参加します。
会議の報告書は、ここから入手可能です。:
http://www.iode.org/index.php?option=com_oe&task=viewDocumentRecord&docID=1010.

OBIS is a project of:
IOC-UNESCO
IODE Sponsored by:
Martin International and Les Grands Explorateurs
With in-kind support from:
Marine Geospatial Ecology Lab, Duke University
Universidad Simón Bolívar Flanders Marine Institute

OBIS は海洋生物の多様性、分布、生息数の記録に取り組んでいます。 OBIS は Census of Marine Life(海洋生物センサス)のプロジェクトとして発足し、現在はユネスコの Intergovernmental Oceanographic Commission (IOC) のプログラム International Oceanographic Data and Information Exchange (IODE) に組み込まれています。