ビジョン: 巨大オープンアクセスデータベース

Last updated on 日, 2010-10-03 18:30. Originally submitted by efujioka on 2010-09-21 03:57.

OBIS は、海洋生物のデータを世界中から集め、インターネットを通して公開するという壮大なビジョンを共有する研究者や組織が集まってできた、戦略的な連携です。OBIS の目指すところは、地球上の海洋に関する世界規模の意識向上と知識向上に貢献することです。この目的を達成するために必要不可欠なのは、OBIS が常に「オープンアクセスデータベース」であり続けることです。OBIS のウェブサイトで提供される全てのツールは、あらゆる人々に利用可能です。データベースとオンラインシステムは、オープンソースのソフトウェアを利用しています。全てのソースコードは、一般に公開される予定です。

オープンアクセスに基づいたデータベースは:

  • 各国が、生物多様性条約に基づいて、排他経済水域内の生物多様性を報告するのに利用できます。
  • 研究者やデータ収集者が、海に棲息するあらゆる動植物のデータを位置情報と共に永続的に保存するデータベースを提供します。
  • 海洋生物多様性に関心を持つ利用者に、世界中の海洋動植物の初歩的情報から、専門的情報まで入手できるサイトを提供します。

OBIS には、Census of Marine Life プロジェクト以外のデータも登録されています。いかなる組織やコンソーシアム、プロジェクト、個人が OBIS にデータを提供できます。そして、あらゆる利用者が OBIS ウェブサイトを通じて:

  • 海洋生物や海洋環境に関するデータを、分類学あるいは地域に基づいて入手できます。
  • 他の同様なデータベースとの交換可能性を実現できます。
  • データ検索や分析のためのツールを入手できます。

世界規模の活動を通して、海洋に関する知識の不均一さを解消することを目指しています。OBIS が提供するマップから読み取れるのは、外洋に比べて沿岸地域の方に遙かに多くのデータが存在すること、深海に比べて浅瀬の方が多くのデータが存在すること、脊椎動物や大きな動物の方が無脊椎動物に比べて多くのデータを持つこと、南洋より北洋に多くのデータが集まっていること、などを読み取ることができます。 オープンアクセスデータベースとして、世界の隅々から、そして、OBIS の趣旨に賛同するあらゆるデータ提供者から、データを収集し、こうした不均一を解消して、より普遍的な全世界規模の海洋マップ描き出せるよう、努力を続けます。

OBIS is a project of:
IOC-UNESCO
IODE Sponsored by:
Martin International and Les Grands Explorateurs
With in-kind support from:
Marine Geospatial Ecology Lab, Duke University
Universidad Simón Bolívar Flanders Marine Institute

OBIS は海洋生物の多様性、分布、生息数の記録に取り組んでいます。 OBIS は Census of Marine Life(海洋生物センサス)のプロジェクトとして発足し、現在はユネスコの Intergovernmental Oceanographic Commission (IOC) のプログラム International Oceanographic Data and Information Exchange (IODE) に組み込まれています。